【解説】
ノルド 社会環境研究所は、環境問題等のリスクコミュニケーションや政策広報のための基礎資料とするため今年8月から9月にかけて全国の20歳以上の男女個人2,000人(有効回収)を対象にメディアレピュテーション調査を実施いたしました。
リスクコミュニケーションは、環境問題への懸念が深まるにしたがって、大規模な開発や廃棄物施設等いわゆる迷惑施設の立地、高度な科学技術の導入などにあたって、そのリスク(危険性)、悪影響と便益、効果について専門家だけでなく一般市民を含めた利害関係者が情報を共有し、相互理解を図り、関連するリスク、悪影響の削減と便益、効果の増大化を図るものです。リスクコミュニケーションの推進にあたっては、情報の発信主体の信頼性が鍵となります。その信頼度を評価するために行ったのが今回のメディアレピュテーション調査です。
本調査では、マスメディア、政府・中央省庁、自治体、研究機関、企業、NGO・NPOなど35の機関、団体等の情報信頼度を5段階評価でたずね、その信頼度を平均スコア※で示しています。
※平均スコア:「大いに信頼できる」10点、「まあ信頼できる」5点、「どちらともいえない」0点、 「あまり信頼できない」-5点、「信頼できない」-10点として得点化した信頼度を示す平均値。
その結果、新聞、テレビなどのマスコミ、研究機関、NGO・NPO等の市民活動団体が信頼度の上位を占めました。一方、政党や国会(衆議院・参議院)、中央省庁の信頼度は低く、「信頼できない」という人が、「信頼できる」という人を上回っています。